1. 「逆説的興奮」の再解釈:EEG複雑性・エントロピーとプロポフォール感受性
🔒 有料(抄録のみ)PMID 42225443 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42225443/ | 2026 Jun 01
和訳: 健常者2コホート。中等度鎮静で覚醒維持者はLempel-Ziv複雑性増・統計的複雑性減、非応答者は逆。ベースライン統計的複雑性は鎮静中変化や応答性と負相関(r=−0.88)。複雑性-エントロピー因果平面上に興奮/抑制を分ける変曲点。
PICO: P=健常成人(プロポフォール投与) / I(曝露)=ベースラインEEG複雑性 / C=— / O=鎮静感受性・興奮 vs 抑制
既知: 複雑性/エントロピー指標は意識の指標だが種類が混同されがち。
判明: ベースラインEEG複雑性が個人のプロポフォール感受性を指標化し、興奮/抑制の分岐を規定。
2. フローコントロール換気(FCV):基本設定とコンプライアンス誘導のPEEP/駆動圧調整(論説)
🔒 有料(抄録のみ)PMID 42225442 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42225442/ | 2026 Jun 02
和訳: FCVは吸気・呼気とも一定流量で圧が緩徐・予測可能に変化し、制御呼気で肺胞リクルートを促す。従来モードと異なりPEEP/駆動圧を動的コンプライアンスに応じ調整。全身麻酔下手術でのFCVの体系的設定と滴定の実践指針を提示。
PICO: 論説のためPICO非該当。テーマ=FCVの設定とPEEP/駆動圧滴定。
既知: FCVは新興モードで従来の圧/量制御と原理が異なる。
判明: コンプライアンス誘導のPEEP/駆動圧調整など、安全・効果的な運用枠組みを提案。
3. 非心臓手術回復期の術後低血圧:前向き盲検観察研究
🔒 有料(抄録のみ)PMID 42225440 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42225440/ | 2026 Jun 01
和訳: 1,002例で術後3日間、盲検オシロメトリで1時間毎にMAP測定。術後低血圧(MAP<65)は37.7%に発生、累積中央値180分(監視時間の7.1%)。発生はPOD1の30%→POD3の17%に低下。低血圧群はAKI・予定外ICU入室が多い。
PICO: P=非心臓手術回復期1,002例 / I(曝露)=術後低血圧(MAP<65) / C=なし / O=頻度・持続・合併症
既知: 術後低血圧の持続・重症度・臨床的意義は不明だった。
判明: 術後低血圧は高頻度だが重症/遷延はまれで、POD1→3で低下。AKI・ICU入室と関連。